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マンガ「ミュージアム」ファンに観て欲しい霧島早苗を理解するための「怖い犯罪者映画」5本

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ミュージアム(3) (ヤングマガジンコミックス)

サイコサスペンス漫画の傑作「ミュージアム」

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であるが、それも一重にネタもとである「ミュージアム」事態に大きな魅力があるからに他ならない。

「ミュージアム」は、自らをアーティストと称するサイコキラー「カエル男」こと霧島早苗と、家族を救うために連続殺人鬼を追う刑事・沢村の息詰まる攻防を描いた移植のホラーサスペンスマンガである。

「ミュージアム」ファンにこそ鑑賞をすすめたい映画5本

ミュージアムは、自らの殺人を「アート」であるとする屈折した思考と欲求を持つ「サイコな犯罪者」をメインキャストに据えた物語である。

常識という名の人智を越えたところで、自らのルールに従って思考し、行動し、そして命を奪うという最悪にして極限の行為に最大の快楽を求める。広い世の中には、そういった「鬼畜の境地」に至ってしまう者が、少なからずいることは確かなのだ。

霧島早苗のように「独自の世界」にはまり込んでしまった犯罪者の姿を描くオススメの映画を5本紹介したい。

No.1/「失踪」(アメリカ/1993年)

「24」シリーズのキーファー・サザーランドが若き日に主演したサスペンス映画。

サザーランド演じるジェフは、ドライブの途中立ち寄ったサービスエリアで恋人のダイアンが突然失踪するという事件に巻き込まれる。ジェフは何年もダイアンを探し続けるが見つけることはできない。やがてリタという新しい恋人を得たジェフだったが、「なぜ失踪したのか知りたい」という想いから、ダイアン探しを続ける。そしてジェフはついに犯人とおぼしき人物と対面するが...

愛する人が突然消え去った喪失感、そして「謎」を解きたい、「真実を知りたい」という人間の欲求を描く。

No.2/「セブン」(アメリカ/1995年)

当初から「ミュージアム」との共通点が話題になっていたホラーサスペンスの傑作。

キリスト教における「7つの大罪」をモチーフにした連続殺人事件に挑む2人の刑事。

「最悪のバッドエンド映画」の一つにも数えられる本作は、物語全体をつらぬくどんよりとした閉塞感の中で、血気盛んな若手刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が遭遇する悲劇的結末があまりにも衝撃的なため、初めて見たときは、まさに開いた口が塞がらなかった。

後半、犯人が姿を見せてからの急展開は、心臓に良くない。

No.3/「ファニーゲーム」(オーストリア/1997年)

映画史上に残る問題作の一つ「ファニーゲーム」(オリジナル版)。

ある平和な休日に別荘でのんびりと余暇を過ごしていたショーパー一家に起こる惨劇をたんたんと描く。

一家を訊ねて来た2人組の男、彼らはある事件をきっかけに一家を監禁し、暴力で支配、そして「明日の朝まで君たちが生きていられるか賭けをしないか?」と提案してくる。

そこに描かれるのは、極限の暴力と力による支配。いろいろな意味で観る者を不快にさせ、怒りを増幅させる強烈なパワーを持った映画である。

No.4/「ホステル」(アメリカ/2005年)

ヨーロッパをあてもなく旅しているアメリカ人バックパッカーの2人組大学生は、途中で知り合ったアイスランド人の旅人と一緒にスロバキアにあるという「好きなだけ女を抱ける宿」へ行ってみることにした。しかし、それが惨劇の始まりだった。

友人が一人、二人と消えて行く中で、一人残された青年がたどり着いたのは、不気味な東欧の街の奥にある「悪魔達のパラダイス」だった。

「拷問」が一つのテーマになっている作品なので、鑑賞しようという人はある種の勇気が必要かと思う。「人を痛めつけること、死に至らしめること」に快楽を感じる犯罪者の心理と真理がここにある。

No.5/「ダークナイト」(アメリカ/2008年)

クリストファー・ノーラン監督の「バットマン三部作」における二作目。

ゴッサム・シティに現れた最凶の犯罪者ジョーカーと街を守るために奔走するバットマンの死闘を描く傑作。

バットマンという強大な「悪を倒すための力」が存在するがゆえに引き寄せてしまった「ジョーカー」という名の巨悪。その矛盾に苦しむバットマンに対して、神出鬼没のジョーカーは無慈悲な犯罪と殺戮を繰り返す。果たしてその真意とは?

 

どの作品にも「霧島早苗」に負けず劣らず、姿、形、趣味嗜好を変えた様々な犯罪者が登場する。

彼らが「なぜ犯罪を犯すのか」という根源には、「怒りのあまり人を殺してしまった」のとはまた異なる強い意志と論理が存在することに、それを理解できない我々は恐怖を覚えるのだろう。

 

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詳しくレビューしておりますので、ネタバレをしたくない方は閲覧にご注意を。


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