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目の疲れや眼精疲労は「温める・ツボを押す・目薬をさす・サプリメントを飲む」の4ステップで解消する
パソコン、スマホなどデジタル製品に囲まれて暮らす現代人は、慢性的な眼精疲労、目の疲れからくる頭痛や肩こりに悩まされております。
かくいう私もPCがなければ成り立たない仕事(グラフィックデザイナー)をしておりますので、眼精疲労・目の疲れとの闘いは死活問題でもあります。
目の疲れは、目の周辺の筋肉が凝り固まり、血行不良におちいってしまうことがひとつの大きな要因です。
それを改善するためには、幹部のつぼをマッサージしてあげたり、じんわりと温めてあげることが効果的と言われているのは周知の事実。
実際、目はもちろん、肩こりや腰痛も「温めて血行を良くする」ことは、症状改善のための最も簡単で重要な方法の一つです。
そういったニーズを掘り起こして人気になった健康グッズが花王のめぐりズムなどの「温め系アイテム」でしょう。
約40度の蒸気で目元をあたため、血行促進、気分すっきりの「蒸気浴」ができるアイテムで、非常に気持がよいことこの上ないのですが、1箱(14枚入り)が1300円程度とそれなりのお値段。
もっとリーズナブルに手軽に「目元あたため効果」が得られないだろうかと考えたのが、「百均ジェルパッドあたため法」です。
①百円均一のジェルパッドで目元を「温める」
ダイソーなど百円均一で売っているジェルパッドは、温めたり、冷やしたりといろいろな用途ですが、目の疲れ、眼精疲労には「温めて使う」のがもちろん効果的。
手順としては、
1.電子レンジにジェルパッドを入れて、温める(500Wで2分くらいが目安)
2.寝転がり、あたためたジェルパッドを目の上に乗せて、しばしお昼寝
以上です。
じんわりとあたたまったジェルパットが目元のこりこりにこりかたまった筋肉をほぐしてくれるのがわかります。
あまり熱くし過ぎると低温やけどなどの危険性もあるので、もしあたため過ぎたときはハンドタオルなどを一枚はさんで使うようにしたほうが良いでしょう。
僕の場合は600Wのレンジで120秒くらいがちょうど良い温かさです。
目元に使えるのはもちろん、肩こりや腰痛など、基本的に「血行不良」によってなにごとか不具合が起きている箇所の応急処置や日々のケアには、この「ジェルパット温め法」を使うことが可能。
目は一人ふたつしか持っていない大切な宝物。
眼精疲労や目の疲れを少しでもやわらげるために、毎日のケアと休息を大切にしましょう。
この温め法を僕は1日に6〜7回は行います。
1〜2時間仕事をしたら、目を休めながら温める。
それを何度か繰り返して、目に疲労がたまらないように注意します。
そして最後は、眠りながら温める。
これは目の疲労回復はもちろん、「より良い睡眠を得る」という観点でも効果的です。
僕のススメで妻もこの「目元温め法」を試すようになりましたが、以前より寝付きが良いと評判です。
さてでは、目元が温まり、血流が良くなったところで、眼精疲労に対する東洋医学の逆襲「ツボ押し」を実践してみましょう。
目の疲れに効果があるツボで頭痛や肩こりを解消
現代人は、とにかく目を酷使しています。
仕事やプライベートで毎日パソコンやスマホを利用しているのはもちろん、雑誌、テレビ、恋人の顔など、とにかく起きている間は四六時中、目を使い続けているのです。
当然、目も疲れるはずです。
目の疲れは、目の不快感やかすみ目といった目に関連する症状の他にも、
肩こりや頭痛、めまい、吐き気といった身体全体に悪影響を及ぼす病気を引き起こす原因になる可能性もあります。
目の疲れに対して、正しいケアをすることは、
もはや現代人にとって、ご飯を食べることと同じくらい必須の日課にするべきことなのかも知れません。
目の疲れは気になるけれど、改善するために何をして良いのか分からないという人も多いはずですが、まずは自宅でもオフィスでも、車の中でも気軽に実践できる「目の疲れを取るツボ押し」からアイケアを始めてみるのはいかがでしょうか?
目が疲れる原因と理由
ではまず、そもそもなぜ目が疲れてしまうのか、その原因や理由について簡単にチェックしてみましょう。
こちらが、人間の眼球を真横から見た図です。
人間が目を使ってモノを見るときには、水晶体と呼ばれるレンズの役割をしている部分を暑くしたり、薄くしたりすることでピントを調節しています。
そのピントを調節している筋肉が毛様体という部分です。
読書やパソコン、スマホなどをじーっと見続けていると、この毛様体に負担がかかり、凝り固まっていきます。
それが目の疲れ、そして眼精疲労へとつながり、視力を低下させる原因になります。
また毛様体の他にも、眼球の周囲には6本の筋肉(外眼筋)がありますが、長時間目を酷使するなど、目に負担をかけると、こちらの筋肉も疲労して固まり、目の疲れ、眼精疲労へとつながっていきます。
目の周囲の筋肉は、首筋の筋肉とも密接に関係しており、
その首の筋肉はもちろん、つながっている全身の筋肉にも影響を及ぼします。
そのため、目の疲れや眼精疲労により蓄積した疲労が、首の凝りや肩こり、などを引き起こす要因にもなるのです。
眼精疲労とは、「疲れ目」がひどくなった症状のこと
疲れ目と眼精疲労は何が違うのか。
簡単にいえば、「疲れ目」の症状が悪化したものが「眼精疲労」になります。
筋肉痛が悪化し、肉離れになってしまったのと同じですね。
疲れ目はじっくり、ゆっくりと進行していきます。
最初は軽い症状だったのもが、疲労が溜まり続けると、眼精疲労にラックアップしてしまいます。
そうなると、ちょっと目を閉じたり、睡眠をとったりするだけでは、なかなか十分に回復してはくれません。
眼精疲労とは「十分な睡眠をとっても目の疲労や不快感がとれないくらい疲労が蓄積した状態のこと」です。症状を改善するにも、しっかりした対策やケアが必要になります。
眼精疲労の主な症状
厳正疲労の主な症状としては以下のものがあげられます。
- 目のショボつき
- ドライアイ
- かすみ目
- 目の充血
- 目の痛み
- ピント調節機能の低下
- 目を開けにくい
こちらの症状は、まだ眼精疲労の初期段階。
こういった症状が続き、改善されないままでいるとさらに
- 頭痛
- 肩こり
- 吐き気
- めまい
- 不眠
- 胃の痛み
- 倦怠感
- 集中力の低下
などの深刻な症状を引き起こします。
目の疲れ、眼精疲労は、全身、そして生活にも悪影響を及ぼす「怖い病気」なのです。
目の疲れ・眼精疲労を改善するには、筋肉をやわらげる
では、目の疲れや眼精疲労をやわらげてあげるためには、どういった方法があるのでしょうか。
最も手軽で効果的なのは、「凝り固まった筋肉をやわらかくほぐしてあげる」ことです。
凝り固まった肩の筋肉をマッサージでほぐしてもらうと気持ちがよく、凝りが取れるのと同じで、目の周りの筋肉も伸ばして、ほぐして、柔軟性を取り戻してあげることで、血液の循環を良くして、痛みや不快な症状を改善することができるようになります。
しかし、目というのは非常にデリケートな機関ですので、その周囲の筋肉をほぐすにも慎重に、ルールを守って取り組む必要があります。
目の筋肉をマッサージする方法として、最も簡単で効果的な方法の一つが「ツボ押し」です。
目の周囲には様々な種類のツボがあり、それらを適切な方法で押していくことで、目の疲れや眼精疲労をやわらげる効果が期待できます。
目の疲れをほぐすツボ
ツボ押しは東洋医学の叡智を結集したような治療法ですが、
人間の自然治癒力を高め、身体の内側から体内の不調を癒やしてくれるパワーを持った施術方です。
ツボの位置や押し方など、正しい知識を持っていれば、誰でも簡単に実践できますので、サプリメントなどの西洋医学と組み合わせて、目の疲れや眼精疲労回復のための対策として活用していくのが良いでしょう。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ①太陽(たいよう)
目の疲れ、眼精疲労や偏頭痛などの症状に使われるツボです。
[ツボの場所]
眉尻(眉毛の外側の終わり)と目尻のちょうど真ん中辺りに指を置き、外側へ移動していくと頭蓋骨が少しへこんだくぼみがあります。
そこが太陽のツボになります。
[マッサージの方法]
ゆっくりと時計回りに30秒、その後、反対周りで30秒。
最初は軽く、徐々に力を入れて、ぐっとしっかり押しましょう。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ②百会(ひゃくえ)
気の通り道である経絡(けいらく)がたくさん交差する集中地点であることから、この名前が付けられた重要なツボです。
[ツボの場所]
頭頂部の中心点と左右の耳をつなぐ直線に、眉間から伸びてきた線が交わった場所です。
ぐっと押してみると、かすかな痛みを感じるはずです。
[マッサージの方法]
人差し指、もしくは中指の腹で3〜5秒ほど適度な強さで押して下さい。
それを4〜5回繰り返します。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ③攅竹(さんちく)
眼精疲労や結膜炎などの症状によく使われるツボです。
まぶたが腫れぼったい、涙がにじむ、めまいがするといった症状にも効果的なので、試してみてください。
[ツボの場所]
眉毛の始まる位置の下部分。鼻の横の少しへこんだ部分です。
押してみると、心地より痛みを感じます。
[マッサージの方法]
指の腹をつかって円を描くようにマッサージします。
階数にして5〜6回。
目のすぐ近くですので、眼球を傷つけたり、過度に圧迫したりしないように注意しましょう。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ④睛明(せいめい)
眼精疲労に効果的なツボです。
目の下に出来たクマやまぶたの腫れぼったさ、鼻に近いため鼻炎などの症状にも使われます。
[ツボの場所]
攅竹より少し下。
目頭の少し内側にある骨のくぼんだ場所にツボがあります。
そこが太陽のツボになります。
[マッサージの方法]
人差し指の腹で突くように押す。
もしくは、片手の親指と人差し指で挟むように押すのも効果的です。
1回3〜5秒。1回揉んだら一呼吸置いて、 さらにマッサージを4〜5回繰り返します。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑤承泣(しょうきゅう)
強く押すと涙が出てくるツボであることから、この名が付きました。
涙の分泌を促す効果が期待できるので、ドライアイなど目が乾きがちの方にはおすすめのツボです。
[ツボの場所]
目の中心(瞳孔部分)から真下に2〜3cmほど下がったところにあります。
骨が少しくぼんでいますので、目安にしてください。
[マッサージの方法]
人差し指でぐりぐりとこするように5〜10回押します。
あまり強く押しすぎると、眼球に指があたってしまうことがあるので注意しましょう。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑥陽白(ようはく)
目の疲れ、眼精疲労などの症状に使われるツボです。
[ツボの場所]
眉毛の中心から2〜3cmほど上にあるツボです。
[マッサージの方法]
人差し指、もしくは中指の腹で3〜5秒ほど適度な強さで押して下さい。
それを4〜5回繰り返します。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑦魚腰(ぎょよう)
目の疲れ、眼精疲労などに大変効果があるとされる重要なツボです。
[ツボの場所]
眉毛のカーブの一番高くなっている場所周辺にあります。
[マッサージの方法]
人差し指、もしくは中指の腹で3〜5秒ほど適度な強さで押して下さい。
それを4〜5回繰り返します。
刺激すると痛気持ち良さを感じます。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑧印堂(いんどう)
気の通り道である経絡の上にあるツボではなく、「奇穴」と呼ばれるツボですが、
目の疲れや眼精疲労に対しては非常に効果的だと言われています。
また、鼻の病気に対する効果や精神安定の効果もあるとされています。
[ツボの場所]
左右の眉毛の中心部分です
[マッサージの方法]
人差し指の腹をツボの位置に置いて、上下にこするように20回程度押します。
指の跡が少し赤くなる程度に少し強めに押すと、気持よくマッサージできます。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑨明目功(めいもくこう)
目を酷使した後のショボショボ感や疲れをやわらげるためのマッサージを行うツボです。
[ツボの場所]
目の上下にある骨のふちです。
[マッサージの方法]
人差し指と中指の先を目の上下にある骨の縁に乗せ、周囲全体を押しながら横に移動するようにしてマッサージしていきます。
眼球をまぶたの上からマッサージする形になりますので、必ずコンタクトレンズは外して下さい。
また、あまり強く押しすぎるとめまいの原因になることもあるので注意しましょう。
このツボを押すことで、副交感神経が刺激され、イライラや神経の高ぶりを抑える効果も期待できます。
眼精疲労に効果のある手のツボ
顔面や目の周りだけでなく、手にも眼精疲労に効果のあるツボが多数存在しています。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑩眼点(がんてん)
眼という漢字が名前に入った手のツボです。目の疲れや、めまい、結膜炎などの対策に。
[ツボの場所]
親指第一関節の人差し指側にあります。
指の腹と表側のちょうど境辺りです。
[マッサージの方法]
親指と人差し指で挟んで、最初は優しく、徐々に強くしながら20秒ほどもみます。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑪商陽(しょうよう)
眼という漢字が名前に入った手のツボです。目の疲れや、めまい、結膜炎などの対策に。
[ツボの場所]
親指第一関節の人差し指側にあります。
指の腹と表側のちょうど境辺りです。
[マッサージの方法]
親指と人差し指で挟んで、最初は優しく、徐々に強くしながら20秒ほどもみます。
目の疲れ・眼精疲労からくる頭痛・肩こり対策のツボ
肩こりや頭痛の原因が目の疲れや眼精疲労によるものである場合は少なくありません。
目の疲れや眼精疲労の症状を軽減することで、肩こりや頭痛に対しても良い影響を与えられる可能性は高いのです。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑫風池(ふうち)
目の疲れや眼精疲労はもちろん、風邪の症状緩和や首のコリ、不眠症や頭痛など、様々な症状に効果が期待できるツボです。
[ツボの場所]
後頭部、耳の横にある頭の骨にそって生え際に近づいていくと、小さなへこみが見つかりますので、そこを押して下さい。
[マッサージの方法]
親指を使って、ツボにゆっくり力を入れていきます。
上にぐっと押すようにして、3〜5秒間。
手を離して一呼吸置てから5〜10回程度繰り返し、みほぐしましょう。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ⑬肩井(けんせい)
肩や首筋、腕など肩周りのコリに効果的なツボです。
[ツボの場所]
首の真後ろから肩先にかけての中央あたり。
押すと、痛みを感じるのでベストポイントを探して下さい。
[マッサージの方法]
親指か、指3本くらいを使って指腹で周辺も一緒にマッサージするようにもみほぐします。
くぼみがあるので、その辺りを集中的に。
1分くらいかけてじっくりともみましょう。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボの押し方・基本と注意点
ツボ押しは簡単で手軽、道具もいらず誰にでもできる健康法ですが、守るべき基本的ルールは存在します。
ツボ押しの効果を最大限に活かして、目の疲れや眼精疲労、そして肩こりや頭痛を改善するために、ツボ押しの基本もチェックしておきましょう。
ツボ押しを行う時間帯・タイミング
基本的に、空いた時間や休憩時間にさっと行えるのがツボ押しのメリット。
パソコンで仕事をしていて、一段落ついたら、眼の周囲をマッサージしてしばしのリラックス。
5分もあれば、いくつもツボを押すことができます。
パソコン仕事の場合、40〜50分作業をしたら、最低10分は目を休めて、マッサージやストレッチ、遠くを見るなどのリフレッシュをするのがベストです。
忙しい仕事の合間ですが、少しの時間をとってツボ押しをするだけでも、症状はだいぶ変わってくることが予想されますので、ぜひ取り組んでみてください。
朝起きたすぐ後
朝起きたすぐ後は、気の流れが一番安定している時なので、じっくりマッサージするには最適な時間です。少し早起きして、ベッドの上でツボ押しを実践してみましょう。
お風呂に入った後
お風呂に入ると身体が温まり、血液の循環が良くなります。その状態でツボ押しをすることで、さらに効果をアップさせることができます。
夜、寝る前
就寝前は、心と精神が最もリラックスしている時。現代では、スマホやテレビなどの影響もあり、就寝前に気持ちが落ち着いていないという場合もありますが、 ツボ押し効果を高めるには静かな環境を作って心を落ち着けることも重要です。
ブルーライトを発するデジタル製品を消して、リラックスした状態で身体のメンテナンスをしましょう。
ツボ押しを行う前後の注意点
ツボ押し前
ツボ押し前には、手を洗い、爪が伸びている場合は切って、清潔にしておきましょう。顔や目の周りなど、デリケートな部分に触れますので、傷つけたり、汚したりしないように注意が必要です。指輪も外しておきましょう。
ツボ押しをする手を温めておくのも重要です。お風呂の残り湯などにつけて温めても良いですし、軽くこすり合わせてもOKです。
冷たい冷えた指や手でツボ押しをするのは、効果が下がる可能性がありますのでやめましょう。
ツボ押し後
ツボ押し後には、できたら水を飲んで体内のめぐりを良くし、新陳代謝を促すようにしましょう。可能であれば温かいお湯などが効果的ですが、水分をとれれば問題ありません。
ツボ押しをしては行けない時
ツボ押しをしては行けないタイミングというのもあります。
ツボ押しやマッサージの効果を最大限に発揮するためには、下記に上げたような場合は避けて行うようにしましょう。
NG①食事をしたすぐ後
食後すぐは、食べ物を消化するために胃に血液が集中しています。
ここでツボ押しをしてしまうと、血が流れて消化不良になってしまう可能性があります。
ランチを食べた後なら、少し休んで、休み時間が終わる10分前にツボ押しに取り組みましょう。
NG②風邪をひいて発熱中
ツボ押しは、少なからず体に刺激を与えます。
体調が悪い時は控えるようにしましょう。
NG③お酒を飲んだ後
飲酒とツボ押しの相性は最悪ですので、飲酒後のツボ押しは絶対に避けましょう。
吐き気、めまいなど、体の不調につながる恐れがあります。
NG④ツボの周囲に異変や異常がある。
押したいツボの周囲に異常、傷や腫れ、痛みなどがある場合は、マッサージは避けましょう。
まとめ:ツボ押しを習慣化して疲れ目・眼精疲労を撃退
僕は職業柄(グラフィックデザイナー・Webプランナーなど)、パソコンを使って作業をすることが多いため、目の疲れや眼精疲労は職業病といっても過言ではありません。
目をなるべく酷使しないように、適度な休憩や目薬を使ったドライアイ対策、そして適度なツボ押しマッサージを習慣として毎日行うように心がけています。
ツボ押しであれば、マッサージ店に行ってお金と時間をかけることもありませんし、自分のタイミングで好きなように実践することができます。
しかし、それだけお手軽なのに、僕の実感としてはかなり効果があると思っています。
目の不調や、それに起因する肩こり、視力減退などは人生に大きく関わる問題ですので、
出来ることは全部やりたい。
僕はツボ押しマッサージの他にも、最初に紹介した百円均一のジェルなどをつかった「目の周り温め法」を毎日実践しています。
みなさんもぜひ、ご紹介したツボ押しを試して、目の疲れや眼精疲労の悩みから解放されましょう!
おすすめのツボ押し&目の温め本
目元を温め、ツボも押した。次は目に潤いと栄養を与えてくれる目薬を探します。
目に潤いを与える目薬のオススメ
目の病気、不調には目薬を使いますが、多くの人が眼科で処方されたものというよりは、薬局などで売っている市販の目薬を使うでしょう。
僕ももちろんその一人です。
目薬と言えば、織田裕二氏のCMで「きたーっ」と爽快感を叫ぶ姿が思い出されますが、どうも目薬は「すっとする刺激」ばかりが重視されていて、やっと最近になってその機能性や治療効果の方に注目が集まるようになってきたと感じます。
世の中には、たくさんの目薬があり、なんちゃらという成分が何%含まれているとか、こっちはこんな成分だとか、そういった競争をしていますが、どうもその辺りは「何が良くて、何が悪いのか」が分からない。
たくさんの成分が入っているのは良いですが、そういった目薬を使うと「目を薬漬けにしている」ような気がしてとても気分が良くないのです。
そのため、普段、PCによる作業で目を酷使している僕としては、目薬は「目に潤いと水分を与えるもの」という観点で使うようにしています。
主に使っているのはこちらの目薬。
ソフトサンティア もソフトサンティア ひとみストレッチも基本的には「コンタクトをしていても使える」というコンセプトで作られていて、しかも防腐剤が配合されていないのが特徴です。
目薬を日常的に使う上で、防腐剤など「長期的に見て、目に悪影響を及ぼしそうな薬物」は極力使用したくありません。
ですから、防腐剤が入っていないというのは大きなポイントです。
どちらも目に薬剤の効力や栄養を与えるというより、ドライアイなど目に良くない状況を改善するため「人工涙液」によって潤いを与えたり、乾きを防ぐことを目的としています。
これらの目薬を使うようになって、僕は仕事などによってPCを使っても「目が痛くなる」ということがなくなりました。
どうしても、目を酷使すると乾いてきますし、特に冬場の乾燥している時期はそれが顕著です。
目にとって、乾き、ドライアイは疲労の元であり、痛みの元凶にもなります。
日常的に目に潤いを補給するという意味で、この防腐剤なしの目薬、ソフトサンティア とソフトサンティア ひとみストレッチを僕はオススメしています。
ソフトサンティア ひとみストレッチの方が値段は高いのですが、僕は主にこちらを愛用しています。
目の疲れや眼精疲労対策におすすめのサプリ比較
サプリメント=サプリとは、人間が必要とする栄養素の中で、日々の食事だけでは賄えないようなもの、普段の食事の中で低下してしまっているものなどを補って摂取するための食品です。
サプリメント先進国のアメリカを中心に、世界各国で研究が進み、多くの場面で利用されています。
ダイエットや美容、生活習慣病の予防から健康維持まで、その目的に合わせてサプリメントを選び服用するのが、現代の常識になりつつあります。
サプリメントとは何か?その効果と注意点
サプリメントは本来、補足・補完といった意味を持つ言葉が由来となっている単語です。
ビタミン、ミネラルを筆頭とした現代人に付属しがちな栄養を摂取する食品ということから「栄養補助食品」と呼ばれることもあります。
錠剤やカプセルのものがほとんどなので一見、薬に見えますが、その内容はまったく異なります。
薬が即効性を重んじ、病気の治療を第一の目的としているのに対し。
サプリメントは、すぐに効果がでるような即効性や実際に体の疾患治癒に大きく貢献するような「治療効果」を求めるものではありません。
サプリメントはあくまでも、日々の栄養の補完・補助をするための食品として、無理なく効果的に、適量を摂取することが重要となります。
飲むときは、水やお湯で飲む
薬をお茶で飲んでしまう人は多いですが、それはご法度。サプリメントに関しても同じことが言えます。
カフェインが入った飲料やアルコールなどは、サプリメントに配合されている栄養成分を壊したり、無駄にしてしまったりする可能性がありませう。
サプリメントは必ず、水、またはお湯で飲むようにしましょう。
摂取量にはくれぐれも注意する
サプリメントの種類ごとに、1日の適量となる摂取量の目安が規定されています。
パッケージに「1日2粒」など必ず記載されていますので、確認してください。
サプリメントはたくさん摂取したからといって効果が大きくなるとは限りません。
逆に体に悪影響を及ぼすこともありますので、注意しましょう。
飲むのは食後がベスト
サプリメントはいつ飲んでも問題はありませんが、効果的に体内に吸収されることを考えると食後30分以内がベストタイミングです。特別に用法があるサプリメントの場合は、その支持に従いましょう。
医薬品との同時接種には気をつける
サプリメントは食品ですので、副作用などの危険性は極めて低いと言えます。
しかし医薬品などと飲みあわせる際には、何か不都合が生じる場合もありますので、
普段飲んでいるサプリメントがある場合は、医師に相談することをおすすめします。
目の疲れや眼精疲労に効果的な栄養素
目の疲れ、眼精疲労から来るドライアイ、頭痛、めまいといった症状は、目を酷使する現代人にとっては切っても切り離せない病気と言えるでしょう。
仕事ではパソコンを使い、プライベートではスマートフォンやテレビ。
その他にも紫外線やエアコンの風、汚れた空気などで目はダメージを負っています。
そういった目の疲労をやわらげ、痛みやその他の症状を改善するためには、摂取すると良い栄養素がいくつかあります。
まず、目の疲れを癒やす効果が期待できるとすれば、ブルーベリーに含まれていることで有名なアントシアニンでしょう。
アスタキサンチンは、強い抗酸化力を持ち、眼精疲労の症状全般に効果が期待できます。
粘膜を健康にする効果が期待できるビタミンAも合わせて取ると良いでしょう。
また目の奥にある網膜の異常(黄斑部変性症)は、目のしょぼつきなどの原因になりますが、それを引き起こす要因の一つがルティン不足です。
ルティンは紫外線など外界からの刺激に対して目を守る役割があり、しっかりと摂取しておくことは目の健康にとって大切です。
さらに、ルティンを効果的に吸収するためのゼアキサンチンが含まれるとなお効果的と言えるでしょう。
そういった栄養成分が豊富に含まれた、信頼できる目の疲れ・眼精疲労用サプリの中でおすすめをご紹介しましょう。
手軽に始められるDHC ブルーベリーエキス
Amazonでベストセラー1位となっているブルーベリー系のサプリです。
健康食品や美容商品の分野で実績があるDHCの製品というブランド力と知名度、安心感が人気の秘密でしょう。
また、ドラッグストアやコンビニなどで手軽に購入できること、そして費用の安さも魅力の一つです。
2粒(1日当たり)の摂取量に含まれる主な成分はこちらです。
ビタミンB1 2mg、ビタミンB2 0.4mg、ビタミンB6 2mg、ビタミンB12 40μg、ブルーベリーエキス末(アントシアニン36%) 170mg、シソの実油(α-リノレン酸として) 156mg(85.8mg)、ルテイン(フリー体として) 0.6mg
参照:Amazon
ブルーベリエキス末の36%がアントシアニンということですので、純粋な量は61mgということになるでしょう。
ルティンは0.6mg配合されています。
DHC ブルーベリーエキスの毎月の費用
2016年8月30日現在、AmazonでのDHCブルーベリーエキス1袋(60日分)の価格は1511円(税込)です。
3ヶ月試してみるとして、3袋で4693円(税込)。
1日辺りに換算してみると1日辺り52円で毎日飲むことが出来る計算になります。
DHC ブルーベリーエキスのサプリとしての評価
目の疲れや眼精疲労対策のサプリとして、含まれている成分などは標準的なものでしょう。
だからこそ、サプリメントがどんなものか一度使ってみるといった「初めの一歩」としては最適化も知れませんが、「より良い効果を求める」という点では、症状などにもよりますが物足りない場合もあるかと思います。
購入はこちらから⇒DHC ブルーベリーエキス (60日分) 120粒
イチオシのおすすめサプリ「めなり」
非常に豊富な栄養成分が含まれており、眼精疲労や目の疲れに対するアントシアニンやルティン配合のサプリとしては、人気の商品です。
2粒(1日当たり)の摂取量に含まれる主な成分はこちらです。
ビリベリーエキス170mg、ルティン12mg、ゼアキサンチン2.4mg,アスタキサンチン1mg、他各種ビタミンを配合
参照:めなり
アントシアニンを含むビルベリーが170mg
まずは、アントシアニンが多分に含まれているビルベリーが170mg配合されているという点が大きなポイントです。
これは他者の同様のサプリと比べてもトップクラスの含有量になります。
ポイントはルティンの吸収率を高める成分を同時配合
アントシアニンやルティンなど有効成分がしっかりと吸収されて、目に届くことが重要です。各成分の量はもちろん、その吸収率にも着目する必要があります。
ルティンとビルベリー、そしてゼアキサンチンを効果的な比率で摂取することで、成分の力を相乗効果で高め、高価が得られるよう工夫されているのが「めなり」の大きな特徴だと言えます。
めなりの毎月の費用
めなりを購入するには2つの方法があります。
めなりをAmazonで購入する
めなりはAmazonでも購入できます。
2016年8月30日現在、Amazonでのめなりの価格は1袋・60粒入り(60日分)で4200円(税込)となっています。
3ヶ月間、その効果を試してみるとして4200×3=12600円の費用が必要です。
1日に換算すると140円となります。
Amazonでめなりを購入⇒さくらの森 「めなり」
めなりを公式サイトで購入する
めなりを公式サイトで購入するためには「毎月お届けコース」に加入する必要があります。
サプリは毎日の摂取を続けることが重要ですので、1週間試してもあまり意味がありません。
「毎月お届けコース」でももちろん、いつでも休止や解約は可能ですので、ある程度の期間(最低3ヶ月)は続けてみて、自分に合うかどうかを判断するべきでしょう。
2016年8月30日現在、めなり公式サイトにて定期コースでめなりを購入すると、
初回は通常価格3980円(税抜)が907円(税別)に割引されます。
その後は2980円(税別)/月での購入になりますので、
3ヶ月試してみるとして、3袋で6867円(税込)。
1日辺りに換算してみると1日辺り76円で毎日飲むことが出来る計算になります。
Amazonで購入する場合の約半額で購入・継続できますので、めなり公式ホームページでの購入が、圧倒的にお得です。
詳しい成分の内容確認や購入はこちらから⇒めなり公式ホームページ
まとめ:目の疲れや眼精疲労は様々な角度から対策を
目の健康を守るためには、PCやスマホを使わないことが一番ですが、現代人はそういうわけにもいきません。
だったら、PCやスマホと上手に付き合いつつ、様々な手法を使って目の健康を守っていくことが重要です。
今回ご紹介したのは、
- 目を温める方法
- ツボ押しの方法
- 防腐剤なしの目薬を使う方法
- ブルーベリー系のサプリメントを使う方法
の4つです。
どれも、目を酷使する仕事をしている僕が日常の中で実践していることです。
人によって効果の度合いは違うと思いますが、僕としてはこれらの対策を行うことで、かなり状況は改善されていると思っています。
おかげさまで目の不調もなく、こうしてブログも書けています。
目と歯というのは、一生を左右する非常に重要なピースであり、一度不調を来すとなかなか治らない部分でもあります。
だからこそ、後悔しないよう、多少手間だと思っても、コストがかかったとしても、しっかりケアをしていくことが重要だと思います。