ドラマ「クライシス」7話ネタバレ感想 テロリストに成り下がったパソコンオタクの末路

「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」ORIGINAL SOUNDTRACK

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ドラマ「クライシス」7話 テロリストに成り下がったパソコンおたくの末路

今クール、毎週の放送を楽しみにしているドラマは「孤独のグルメ」と「クライシス」だけなので、火曜日が来るのが待ち遠しい。

クライシス7話では、過去に「大臣のドラ息子爆破未遂事件」などを起こした

「平成維新軍」との最終決戦が描かれた。

計画は、タイムリミットギリギリで特捜班によって阻止されたが、

「維新」を名乗っていた若者たちは、

自らの行為を「テロ」と定義付けしてしまうことで、

「日本を明るくするための義軍」という大義名分すら失い、

単なるテロリストに成り下がった。

クライシス7話のあらすぎるあらすじ

平成維新軍がテロ攻撃を予感させる声明をネット上にアップさせた。

特捜班はその捜査に乗り出す。

メンバーの大山がかつてのハッカー仲間が維新軍のサカモノである可能性を指摘し、

過去のメール送信履歴から、サカモトと思われる高校生を確保する。

取り調べの中でサカモトから情報を聞き出せない特捜班は、

押収したサカモトのPCに設定されたパスワード解除に希望を託す。

見事にパスワード解除に成功し、

維新軍の狙いが、現役閣僚の子供たちであることを突き止めた特捜班は、

テロ行為に及ぶ直前だった犯人グループを緊急逮捕。

計画の実行を未然に防いだ。

クライシス7話の分析と感想

大山が高校生の時に、サカモトと一緒にハッキングに手を染めていたということは、

いったいサカモトはいくつだったんだ?という疑問はさておき、

警察の取り調べ室で運命の再会を果たしたボーイとガールの仲が今後、

進展することはなさそうだ。

平成維新軍は、サカモトと実行犯5人、さらに連絡係になっていたメガネの青年で

確認できるだけで合わせて7人。

全員が、サカモトと同年代の若者、女性も2人いた。

彼らの主張としては、

「現代にはびこる不平等」に大きな不満があるらしい。

サカモト以外のメンバーに関するパーソナルな情報は不明だが、

それほど大差はないと思われる。

日本の一般的中流家庭に生まれたごく普通の青年。

それが維新軍の正体だ。

サカモトが富裕層への妬みや権力への批判を口にしていることから、

彼らの主張する不平等というのは主に

「金持ちや権力者、苦労せずいい暮らしをしているやつが何だか無性にムカツク」

ということだろう。

資本主義社会である以上、「誰もが同じように生きられる完全なる平等」はあり得ない。

富めるものもいれば、貧しいものもいる。

恵まれた子どももいれば、恵まれない子どももいる。

その与えられた条件の中で努力を重ね、自己実現を続け、望むべき「幸せ」を手に入れる。

それが「人が生きるモチベーションの一つ」であると言えるだろう。

彼らが「維新」と名付けた行動が、

ある種の「義憤」にかられた結果であるなら、まだ理解はできる。

例えば、第一話で描かれた「大臣のドラ息子爆破未遂事件」である。

あの事件の実行犯も平成維新軍であるが、

ターゲットにされたドラ息子は、「親の金と権力を使い悪行の限りを尽くしていた極悪人」である。

不幸な犠牲者もたくさんいる。

爆弾のスイッチを握らされた警察官であり、犠牲者の父親であった男が、

ドラ息子を殺したいほど憎む気持ちも分かる。

社会がそれを裁かないのであれば、我々がやってやろう。

平成維新軍の行動には、力の使い方を間違ってはいるが、

それなりの正義がある。

だが今回の「現役閣僚の息子と娘暗殺未遂事件」については、

動機をよくよく考えてみれば、「富裕層・権力層への単なる逆恨み」にしか思えない。

彼らが前出のドラ息子と同じ犯罪者まがいの悪人であるならいざ知らず、

ただ「大学に通っていて狙いやすい富と権力の象徴である現役閣僚の子どもたち」という理由で殺人のターゲットに選んだということであれば、

そこには何の正義もない。

サカモトは「自分の子どもに同じ思いをさせないために、自分たちの世代で変えなければならない」といった趣旨の発言をしているが、

正当な理由のない、一個人を狙った「無差別殺人」でいったい何が変わるのか?

彼らは「明るい日の本を夢見た」かつての維新メンバーの名前を名乗ってはいるが、

実情は「ネット利用によって効率よく情報や武器を集められるようになったので、むかつく野郎どもを殺してやろうぜ」と集まった、根暗なパーリーピーポーでしかない。

「この国の未来のために」という合言葉が、

あまりにも空虚で虚しい。

サカモトは取り調べの中で自らの行為は「テロ」であるとはっきり口にしている。

どんな理由があろうと「テロ」は「テロ」である。

義憤なき悪質な暴力を振りかざす輩に、

「維新」を名乗る死角はない。

物語の最後。

維新軍の行動に同調する書き込みがネットに溢れる様が描かれるが、

現実の若者はそこまで馬鹿ではないと思う。

テロリストになる勇気があるなら、どんなことでもできるだろう。

拳銃で人を殺すより、

1日を、1年を、人生を

なんとなく楽しく暮らす方が、

やってできないことはなさそうだし、

何より幸せだ。

クライシス7話公式ページ

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